エクレストン、訴訟を計画のブリアトーレに警告

2009年09月25日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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24日(木)、F1最高権威のバーニー・エクレストンは、友人であり、ビジネスパートナーでもあるフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)に、FIA(国際自動車連盟)に対する不満を民事裁判に持ち込まないように説得したようだ。

ルノーから放出されたブリアトーレは、世界モータースポーツ評議会によってモータースポーツ界から永久追放となってしまった。一方、より謝罪の気持ちを表している共謀者のパット・シモンズ(元ルノー/エンジニアリング部門エグゼクティブディレクター)はクラッシュゲートスキャンダルでの役割を認めた後、5年経てばF1に復帰できるのだ。

シンガポールのレースで、ブリアトーレが告白も謝罪もしなかったことで、エクレストンはブリアトーレの処理が“すべての物事を不利にしてしまった”と非難した。

イタリアの『La Repubblica(ラ・レパブリカ)』紙によれば、ブリアトーレはこの裁定に法的に異論を唱え、「最終的に私が勝訴した場合、派手なパーティーを開くつもりだ」と誓っていると伝えている。

「この難しい時期に親しくしてくれた人たち全員を招待するよ」とも、ブリアトーレは加えている。

ロンドンのサッカークラブ、クイーンズ・パーク・レンジャーズをブリアトーレとともに所有しているエクレストンは、ブリアトーレがこの論争の中、あるはずのサポートが欠けていることでエクレストンと最近話をしていないと明かした。

さらにエクレストンは、ブリアトーレに通常の裁判所からこの件を遠ざけるように説得したという。

そんなエクレストンは次のように加えている。「フラビオがそのようなことをするとすれば、愚かなことだ。(FIAの)上訴裁判所にヒアリングを求めるべきだ」

「もしフラビオが民事裁判に行けば、勝つとは思わないよ。FIAは擁護しなければならないし、ブリアトーレは自身の死に対して何がなされたのかを問いに若い者を使いに出したと言うものがいるだろうからね。だから、そんなにうまくは受け入れられないよ」

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