バーニー・エクレストンは、自身の友人でありビジネスパートナーでもあるフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)が、いつかF1のパドックへ帰ってくる可能性があると考えているようだ。
ブリアトーレは、クラッシュゲートを巡ってFIA(国際自動車連盟)から無期限の追放処分になっている。しかしF1最高権威のエクレストンはこのペナルティーについて、厳しすぎであり、ブリアトーレは控訴するべきだと語っていた。
ブリアトーレとはロンドンのサッカーチーム、クイーンズ・パーク・レンジャースを共同所有しているエクレストンだが、F1の公式ウェブサイトへ次のように語っている。
「もしフラビオが新しい証拠を持っているなら、彼は持っていると言っているが、それなら彼はすぐに申し出るべきだろう」
ブリアトーレは最近、FIAの裁定に対する訴訟の可能性を示唆していた。もし訴訟に勝利したら、支援者全員を盛大なパーティーに招待するとのことだった。
エクレストンはレース結果を左右したクラッシュゲートについて、5月にネルソン・ピケJr.の父ネルソン・ピケから聞いたとしており、その直後に友人であるブリアトーレと話し合ったと語っている。
「彼は否定し、”ばかげている!”と語っていたよ。私は彼を信じる」エクレストンはこのように明かした。
将来にブリアトーレがパドックへ復帰することがあるのか質問されると、エクレストンは「誰にも分からない」と答えている。
また、ブリアトーレがレースへのパスを求めてきた場合、どのように回答するのか聞かれると、エクレストンはこう答えた。
「ノーと言う。彼の無実が証明されるまではね」