2009年日本GPプレビュー(ブラウンGP)

2009年10月01日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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シンガポールの市街地コースが照明で照らし出された1週間後、ブラウンGPは5000km以上を移動し、鈴鹿で2009年フォーミュラ1世界選手権第15戦、日本GPを戦う。

三重県にある鈴鹿サーキットは、1962年にホンダがテストサーキットとして建設し、1987年に初めてF1を開催した。ジョン・フーゲンホルツによって設計された全18コーナーのこのサーキットは、世界でも珍しい8の字形レイアウトを採用しており、ドライバーから大きな支持を得ている。

2002年から、さまざまな改修を受けてきたものの、スプーンカーブや高速の130Rといった有名なコーナーは残っており、以前と変わらず大きな挑戦となっている。3年ぶりの開催となる今年は、鈴鹿での21回目の日本GPとなる。

ロス・ブラウン(チーム代表)
Q:日本GPを前にした今の心境をお聞かせください。
「鈴鹿は素晴らしいサーキットであり、クラシックなドライバーズ・サーキットなので、今週末にまた訪れることを楽しみにしている。これまでにも、何度も最高なレースの舞台となってきたサーキットであり、最近に施設が改修されたことで、より素晴らしい開催地になっているはずだ。ブラウンGPとしては、シンガポールGP予選での問題から、うまく切り抜けることができ、タイトル獲得へ向け貴重なポイントを獲得できたことをうれしく思っている。こういった経験から学び、重要なものとなる残り3戦へ向けた教訓にしていく。シンガポールで投入した改良のパフォーマンスには満足しており、鈴鹿でもこのパッケージの利点に期待できると思っている」

ジェンソン・バトン
Q:今週末の鈴鹿を楽しみにしていますか?
「鈴鹿は楽しいサーキットだし、いい思い出もたくさんあるんだ。高速で流れるようなコースで、シルバーストンやスパのように、真のドライバーズ・サーキットだね。ここ数年はカレンダーから外れていたけど、みんなガッカリしていたと思うよ。130RはF1でも最速のコーナーで、どうやってアプローチするか慎重に考えないといけない。今年は全開で抜けられないかもしれないけど、あそこを時速300km以上で駆け抜けるのは、本当に興奮する。あそこでは、何度かすごい経験をしたこともあるよ! 日本のファンは本当に情熱的で、鈴鹿ではいつも大きなサポートをしてくれた。今年も同じように応援してくれることを願っているし、ファンの前で最高のショーを見せたいと思っている」

ルーベンス・バリチェロ
Q:なぜ鈴鹿はドライバーから大きな支持を得ているのですか?
「鈴鹿は最高のトラックだから、また鈴鹿へ行けるのがうれしいよ。挑戦しがいのあるサーキットだということ以外にも、2003年にはポールから優勝したから、いい思い出があるサーキットでもあるんだ。コーナーとレイアウトによって、厳しいサーキットになっているし、クルマのバランスを完ぺきにして、正確で一貫した走りをする必要がある。ラップの目玉は、間違いなくスプーンと130Rだね。両方とも鈴鹿を厳しくしている要素で、ドライバーにとっての大きな挑戦になっているんだ。オーバーテイクは難しくなるかもしれないけど、抜くとしたら最も低速なカシオトライアングル(シケイン)だね。それに、5速で進入する1コーナー、ターン11のヘアピンでも可能性はあるよ」

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