ルイス・ハミルトン
「スタート時にヤルノとセバスチャンを追い抜こうと思った。でも、トップに立つことはできなかったよ。ヤルノとはいいバトルになった。僕らは本気で戦ったし、お互いに予選のような走りをして、コンマ1秒を稼ごうとしていたよ。ただレース距離を走ると、僕のクルマは彼のクルマに対抗できなかった」
「2度目のピットストップのとき、ピットアウト時にギアボックスのトラブルが起きてタイムを失った。ピットレーンで100メートルくらい惰性で走ったよ。これで僕は1秒ほど失った。正直、最終ストップでヤルノに抜かれても驚かなかったんだ。3秒の差をつけるためにコンマ1秒ずつ引き離す必要があったけど、それができなかった」
「セーフティカーの後ろにいたとき、一気にヤルノを追い越せるように、チームにまたKERSを使いたいと頼んだ。でもれは無理だった。再スタートの後、僕は彼のスリップストリームに入れるほど近づけなかったからね」