キミ・ライコネン(フェラーリ)は15日(木)、2010年もF1でレースする契約にはまだ署名していないと語った。
ライコネンは、2010年にフェルナンド・アロンソ(ルノー)をフェラーリへ移籍させるため、1年早くフェラーリとの契約を終えることに合意している。そして2週間前には、トップチームへ移籍してF1に残るか、ラリーへ転向することになる可能性が高いと語っていた。
「残ろうと思えば、間違いなくF1には残れるけど、バカみたいな契約を結んでも意味ないからね。何が僕にとって最良の選択肢なのか、じっくりと考えてみるよ」こう語るライコネンだが、2002年から2006年に在籍していたマクラーレンへの復帰もうわさされている。
17日(土)で30歳になるライコネンの決断によってドライバー市場が大きく動くことになるが、そのニュースを心待ちにしている者のことを、ライコネンはあまり気にしていないようで、次のように語っていた。
「気が向いたときに決断するよ」