特別企画~クルマ婚カツ時代~

2009年10月23日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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TopNews meets東京モーターショーに行ってきました。

今ではすっかり定着した「婚カツ」。実は筆者である私も結婚適齢期であり、今さらながら「そろそろ婚カツしないと・・・」と思っているのですが、なかなか一歩を踏み出せないでいます。きっと同じように感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。周りで見守ってくれている方は、そんな姿を見ながらもどかしさを感じているようで、さらに焦りを感じます。

そんなことを考えていたら、あっという間に「東京モーターショー」の開催時期になってしまいました。

私はF1という魅力的なスポーツが何よりも大好きです。実を言うと、街中を走るクルマたちは、食事よりも女性より(!?)も大好きなのです。待ちに待った2009年の東京モーターショーは、出展社数は激減し、クルマを愛する者としては寂しい気持ちでいっぱいです。しかし、愛するクルマたちを見つめる人たちの目は例年以上にキラキラしていました。久しぶりに心がときめく魅力的なクルマたちが出てきたのです。この気持ちをみなさんにお伝えするとしたら「異性に恋する気持ちと同じ」。そう表現すると伝わるでしょうか。

そんなクルマたちを会場で見ながら、ふと思いました。「クルマに興味がある人って、クルマに対して真剣に恋をしているのだろうか?」と。

遠い昔はクルマと言えば「誰もが憧れる存在」だったそうですね。クルマを持っているだけで異性にモテたそうなのでうらやましい時代です。そんな「憧れのクルマ」だった頃から、いつの間にか「クルマは生活の便利な道具」になり、都心では「維持費が高い」、「乗る時間が少ない」、「クルマよりも電車の方が便利」と変化し、肩身が狭くなっているクルマたち。

ここ数年、新しく誕生したクルマたちは、草食男子のような魅力がなくて平均的なクルマが多かったですよね。昔のような肉食系のガツンとしたカッコいいクルマらしさがなかったと思います。

今では多くの人たちにとって、「あのクルマに一目惚れしたよ」とか、「あのクルマを見るだけでドキドキする」などの“ときめく恋心”を会話する機会も減り、クルマの魅力を感じられなくなってしまったのではないでしょうか。まるで恋人や結婚したパートナーに魅力を感じなくなってしまった今の時代にそっくりだと思いませんか。クルマという部分を異性に置き換えて読んでいただけると、納得される方も多いのではないでしょうか。

このままでは、日本のクルマの行く末は・・・。どうにかしなければ! と思い立ったのが、この企画を考案したきっかけです。婚カツには一歩踏み出せない私が、クルマだと一歩踏み出せました・・・。

そこで今回の東京モーターショーでは「クルマ婚カツ時代」と題して、一生あなたに恋します! あなたと結婚したい! という本来なら素敵な異性に出会って熱烈なプロポーズをするところを、素敵なクルマに出会ってプロポーズしようと思います。

素敵な異性選びが婚カツなら、素敵なクルマ選びを「クルマ婚カツ」(そのままですが)と題して、何人(台)もの素敵なクルマたちを見てきた「クルマ婚カツ」のプロである私が、みなさんにお勧めの心ときめく素敵なクルマたちをご紹介します。

クルマを購入する時にサインする用紙は、まさに婚姻届に押印する時と同じ(既婚者談)。どちらもたった紙切れ一枚ですが、そこに通ずるものは“愛”です。

クルマはいわば「恋人」であったり「家族」であったりします。クルマ選びはまさに婚カツと同じ。そう思うと「クルマ婚カツ」も真剣になってくるものです。

みなさんもこの「特別企画~クルマ婚カツ時代~TopNews meets 東京モーターショー」を読んで、東京モーターショーの会場(幕張メッセ)に行って「クルマ婚カツ」をしてみてください。

東京モーターショーというクルマの晴れ舞台で、一生を共にしたいクルマに出会えるかもしれませんよ。もしかしたら「クルマ婚カツ」に行ったつもりが、一生を共にする異性のパートナーとの出逢いになるかも!?

TopNews特派員
クルマ婚カツコンシェルジュ
アルヌー

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