フェラーリのシーズン終盤はひどいものになったが、ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)はチームの2010年へ向けた計画に自信を持っている。
キミ・ライコネン(フェラーリ)はアブダビGPの予選で、トップ10に残ることができず、チームメートのジャンカルロ・フィジケラは最下位となった。
ドメニカリは、これほどまでに苦戦した理由について、数ヶ月前にF60の開発を終わらせたことだと語っている。
「われわれのクルマの基本設計は、来年の競争力へつながらないものだった」
「そのためわれわれは、改良をやめると決断した。いつものように、時間がたてばこの決断が正しかったか分かるだろう」スペインの『AS』紙が、このようなドメニカリの言葉を報じた。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長もアブダビに来ており、次のように加えた。
「今シーズンが終わることを悲しんではいない」