トヨタ、2010年F1マシンの設計を売却か

2009年11月12日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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トヨタは2010年に向けて開発していたTF110の設計を、他のF1チームに売却する可能性があるようだ。

トヨタはF1からの撤退を決定したが、ケルンにあるチーム本拠地では来年に向けたクルマの開発が進んでいたと『Le Parisien(パリジャン)』紙は報じている。

ロータスはエアロアブ社と共同で2010年型車の開発を進めている。カンポスでは、ダラーラ製のシャシーがすでに、FIA(国際自動車連盟)が規定する前と横からのクラッシュテストに合格した。そのため、USF1とマノーがトヨタの設計を買い取る可能性がある。

BMWもF1を撤退するが、ザウバー/カドバックの開発も続いており、2010年は初めて完全なコンストラクターになるトロ・ロッソでも来年に向けた開発作業が行われている。

ローラは2010年のF1参戦が認められなかったが、最近にはMB-01と名づけられた50%の風洞モデルを公開しており、この設計も売りに出されているとみられる。

「それについては分からない。だれもわれわれに接触してきていないので、まだ話し合っていない」ローラ・グループのマネジングディレクター、ロビン・ブランドルは『racecar-engineering.com』へこう語った。

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