ロバート・クビサ(BMWザウバー)はシチリアのラリー、タオルミーナ・メッシーナに出場し、初日をクラスのトップで終えたが、14日(土)にクラッシュしてリタイアとなった。
2010年はルノーに移籍するクビサだが、DPモータースポーツのルノー・クリオR3で参戦し、13日(金)にはR3Cクラスのトップに立っていたものの、14日にウォールへクラッシュしてしまった。
クラッシュする前、クビサは『wrc.com』へ次のように語っていた。
「昨日は攻めなかった。このクルマの走らせ方について学んでいたからね。今日は長い挑戦になるよ」
「ペースノート(ラリーで使用されるコースの状況などを記載したノート。コ・ドライバーがその内容を読み上げる)は未知なものだね。ペースノートを使ったドライビングに早く慣れたい。聞くことを学ばないといけないね」
今回使用したのと同じクルマでクビサは、今月に開催されるフランス選手権のラリー・ドゥ・ヴァールにも参戦するとみられている。