2010年はF1を欠場することが濃厚になったキミ・ライコネン(フェラーリ)だが、来年はラリーへの参戦を目指していくようだ。
ライコネンのマネジャーであるデビッド・ロバートソンは、ライコネンが希望している金額をマクラーレンがオファーしなかったと認め、『BBC』へ次のように語っている。
「彼らにはキミを獲得する余裕がなかった。キミは彼らがオファーしてきた条件でレースするつもりがなかったので、来年はラリーで走ることになる」
ロバートソンによると、ライコネンは世界ラリー選手権(WRC)でのシートを探すことになるようだが、まだ何も決まっていないとのことだ。
ライコネンは今年、母国フィンランドでWRCデビューを果たし、競争力の高いタイムを記録していたが、クラッシュでラリーを終えていた。
ライコネンの他にも、ロバート・クビサ(BMWザウバー)がラリーへ参戦しており、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)などもラリー参戦への興味を示している。