ダイムラー会長、ブラウンGP買収への非難に反論

2009年11月19日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、ブラウンGPを買収し、メルセデスGPにチーム名を変更する決断を下したメルセデスGPを擁護する書簡を書いた。

ダイムラーの経営委員会メンバーが今週、ホンダやBMW、トヨタがF1から撤退しているため、F1ではなく「現実の車(市販車)のもっといいマーケティング」にダイムラーは投資するべきだと語っていた。

これを受けてツェッチェは同僚への書簡を書き、その抜粋が『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に掲載された。

この書簡の中でツェッチェは、2011年までには年間「6,000万ユーロ(約80億円)以下」でより大きな成功をF1で収めていくことがメルセデスGPの計画だと語り、さらに続けた。

「これは、これまでのF1予算の約4分の1だ」

「将来にわれわれは、非常に少なくなったコストで、ブランドへのより大きな注目を集めることができる」

しかし、F1の経済関係の専門家であるクリスチャン・シルトとキャロライン・リードが書いた『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙の記事によると、ブラウンGPの新オーナーはF1への出資を50%増加させることになるという。

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