エクレストン、分裂計画の再開を疑問視

2009年09月24日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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フラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)の友人であり、ビジネスパトーナーでもあるバーニー・エクレストンは、ブリアトーレに関する最新のうわさについて、否定的な意見を述べた。

ブリアトーレはモータースポーツへの関与を無期限に禁じられたことから、ブリアトーレが法的な措置を取り、F1の”分裂”シリーズ立ち上げの計画を再開させる可能性があるとイタリアのメディアが報じている。

自動車メーカーが主導しているFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)で中心的な役割を果たしていたブリアトーレは、FIA(国際自動車連盟)会長のマックス・モズレーとチーム側がルールに関して対立した際、代替シリーズの立ち上げを強力に推進していた。

しかしエクレストンは『The Times(タイムズ)』紙に対し、F1が危機的な状況にあったときに分裂が実現しなかったため、今のブリアトーレに残されたチャンスは、さらに少なくなっていると語った。

「まあ、彼は非常に困難であると分かるはずだ。ほとんどのサーキット、主要人物、その他のものをコントロールしているのはFIAなのだから」

「彼は自分への追い風が吹いている時に(分裂を)実現できなかった。なので今からでは、さらに困難になる。この件に関する支持を受けられないだろう」

FIAからの処分もブリアトーレとっての障害になるだろう。FIAは今後、「どのような形にしろ、ブリアトーレ氏が関与した国際的なイベント、選手権、カップ、トロフィー、チャレンジ、シリーズを認可」しないと発表しているためだ。

エクレストンは、ブリアトーレのことを残念に思うと語り、世界モータースポーツ評議会の裁定を電話でブリアトーレへ伝えたことを明かした。

「少し厳しい処罰だとは思うが、どうすればそれを変えられるのか分からない。彼はこの処罰に値していないと思う。軽い処罰を受けるべきだったと私は思っている」とエクレストンは加えた。

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