2人のFIA(国際自動車連盟)会長候補者との会合の後、F1ドライバーが組織するGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)はアリ・バタネン候補を支持することにしたようだ。
GPDAは以前にもバタネンと会っていた。バタネンは、今月投票が行われるFIA会長選挙への立候補を表明して以来、パドックをかなり頻繁に訪れている。
現FIA会長であるマックス・モズレーは後継者としてジャン・トッドを推しており、シンガポールGPでトッドがパドックを訪れた際にGPDAと話し合いを持ったようだが、ドライバーたちの大半はまだバタネンの方に傾いていると見られている。
GPDAが先週末、鈴鹿で会議を開いたときには、バタネンを支持するという決意の揺らがないドライバーたちはバタネン支持を正式に表明することを話し合っていた。しかし、政治的な中立を維持するという原則から、このアイデアはなくなったようだ。