FIA(国際自動車連盟)議会の議長は、2010年のF1に参戦予定のUSF1が、来年の選手権へのエントリーフィーを支払ったことを明らかにした。
ジャーナリストのピーター・ウィンザーとベテランエンジニアのケン・アンダーソンが率いるUSF1については、来年に参戦することが不可能なのではないかとのうわさが広がっていた。
FIAの新会長ジャン・トッドからFIA議会の議長に任命されたニック・クロウは、アメリカのシャーロットにあるUSF1本拠地を公式に2度訪れている。
『Speed Channel(スピード・チャンネル)』の番組『Wind Tunnel(ウィンド・トンネル)』でUSF1のうわさについて質問されたクロウは、次のように答えた。
「昔は、小切手が届き、それが確認されるまではエントリーが本物だとはみなされなかった。もちろん、エントリーフィーは返金されない」
「USF1の参戦について確認したいのであれば、10日ほど前に彼らは約44万ドル(約4,000万円)のエントリーフィーを送金している。それなので、彼らは参戦するだろうし、われわれは彼らのことを誇りに思えるだろう」