ロータスがヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、そしてファイルーズ・ファウジーを2010年のドライバーにすると正式に発表した。以下、ロータスからのプレスリリース。
ロータスF1レーシングは、チームにとってF1デビューシーズンとなる2010年に、ヤルノ・トゥルーリ、ヘイキ・コバライネン、ファイルーズ・ファウジーがドライバーとしてチームに加わることを発表する。
この数週間、チームのドライバーをめぐってさまざまな憶測があったが、マレーシアのナジブ・ラザク首相が14日(月)の午後にクアラルンプールでトゥルーリ、コバライネン、ファウジーの起用を正式に発表した。この発表には、トゥルーリ、コバライネン、ファウジーも同席していた。
デビューシーズンに向け、2人の優勝経験ドライバーを起用したことは、F1復帰にかけるチームの決意とその重要性を表すものである。
トニー・フェルナンデス(チーム代表)
「ロータスF1レーシングのデビューシーズンに、ヤルノ、ヘイキ、ファイルーズを迎えることができ、うれしく思っている。この3人の起用により、チームの質、われわれの野望の高さ、そして走りが証明された。そして何よりも、われわれが長期的な視点からF1での成功を求めていることが証明されている」
ヤルノ・トゥルーリ
「新しいロータスF1レーシングと契約できて光栄だよ。チーム首脳陣や技術スタッフの長期的な展望には驚かされた。トニーはかなり野心的な計画を持っているけど、チームがそれを達成することに僕も協力するつもりだよ」
ヘイキ・コバライネン
「ロータスF1レーシングに加われるなんて素晴らしいことだし、これから待ち受けている挑戦も楽しみだよ。最近にノーフォークのファクトリーを訪れたけど、9月に始まってからの短い期間で、チームがどれほど進歩したかには驚かされた」
ファイルーズ・ファウジー
「自分の母国のために走りチャンスを得ること以上の名誉なんてないよ。何年か前には、A1GPでそのチャンスを与えられたけど、今回は史上初の完全なマレーシアのF1チームでチャンスを得た。これはとても特別なことだし、今までのキャリアの中でもハイライトになるね」
TopNews携帯サイトでは、フェルナンデス、トゥルーリ、コバライネン、ファウジーのコメント全文を含めたチームリリースを掲載。詳しくは、携帯サイトから「ロータス、トゥルーリとコバライネン獲得を正式発表」をご覧ください。