ハミルトンとライコネン、タイトル争い脱落

2009年09月14日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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13日(日)、2008年王者であるルイス・ハミルトン(マクラーレン)がその座を守る可能性がついえた。

2位を追って走っていたイタリアGPの最終ラップでクラッシュを喫したハミルトンは、選手権をリードするジェンソン・バトン(ブラウンGP)に残りのレースで追いつく可能性がなくなったのだ。

その一方で、2007年王者のキミ・ライコネン(フェラーリ)が残りのレースすべてに優勝し、バトンがそのすべてをノーポイントで終えた場合には2人のポイントが並ぶことになるが、それでもライコネンがチャンピオンになることはできない。

獲得ポイント数が同じであった場合には勝利数でチャンピオンが決定されるが、ライコネンは(残りの4戦すべてに優勝しても)5勝、対するバトンはすでに6勝しているのでライコネンがバトンに勝つことはない。

モンツァのレース結果により、3人のドライバーにバトンへの挑戦権が残された。バトンのチームメートであるルーベンス・バリチェロとレッドブルの2人のドライバーたちだ。

しかし、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーは13日のイタリアGPで良い結果を残せず、バトンとのポイント差はそれぞれ26ポイントと28.5ポイントに広がった。このため、2009年のチャンピオン争いはブラウンGPのドライバー2人による一騎打ちになったとの見方が強い。

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはF1の公式ウェブサイトで次のように話している。「そうだね、最後までわからないけれど、今日のレース(の結果)は、残りのレースで超えるべき大きな山を築いてしまったね」

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