航空会社エア・アジアのCEOであるトニー・フェルナンデスは、新生ロータスのチーム代表の座に、長くとどまる予定はないと語った。
FIA(国際自動車連盟)がマレーシア資本のロータスF1チームが2010年のF1へ参戦することを発表した際、フェルナンデスがチーム代表であることも同時に発表されていた。
「チーム代表(の職は)、恒久的なものではない。(チームを)ある段階まで持っていったら、その後は誰かフルタイムでできる適切な人物が引き継ぐ」とフェルナンデスは語った。
フェルナンデスは、ロータスが2010年の開幕戦を迎えるまでは自身がチーム代表を務め、開幕戦、もしくは「数戦後」に後任者へ引き継ぐとしている。
またフェルナンデスは、チームスタッフの大部分がマレーシア人になり、最終的にはセパン・サーキットを本拠地とするものの、チーム代表は「経験者を雇い入れる」可能性があるとも語った。
「チーム代表がマレーシア人だといいとは思うが、すぐに(マレーシア人を)チーム代表にするのは、難しいことだろう」
さらにフェルナンデスは、現在ワールドシリーズ・バイ・ルノーやGP2、A1GPなどに参戦しているマレーシア出身ドライバー、ファイルーズ・ファウジーが、2010年のレースドライバー候補になっていることも明かした。