日本GP1日目が終わった。
ドライバーやチーム、そして観客にとっても残念な雨となり1日目は終了。ほとんどの時間、走れずに終わっている。
ランキングトップのバトンは、2位のバリチェロに5ポイント差をつければ初のチャンピオン獲得となる。初日から集中したいところだが、この雨はバトンにどう映ったのか。
明日は、午前フリー走行が雨、午後の予選が晴れの予報。このままだと、全員ぶっつけ本番の予選となる。セッティングは“直感”に頼るしかない。場合によっては、とんでもない予選結果になる可能性がある日本GP。
挑戦者たちにとっては、チャンスかもしれない。変なプレッシャーはもうない。あとはただ勝つしかないチャンピオン獲得の可能性はないわけだから、レーシングドライバーとしての本能で速く走ることだけを考えればいい。
一方、バトンには大きなプレッシャーが掛かってきているはずだ。余計なことを考えれば考えるほど、プレッシャーは大きくなる。このプレッシャーを楽しむことができるか。あとはバトン次第。10月4日(日)午後、レース内容を見ればバトンの精神状態がよくわかるはずだ。