ハイメ・アルグエルスアリ
「事故の前、僕はハード側タイヤで激しくプッシュしていた。そうしたらコントロールを失い、壁に一直線さ。ものすごい衝撃だった。マシンがバラバラになっちゃったよ。でも僕は大丈夫だ。高速の9コーナーには自信があった。だから思い切って行ってやれと思ったんだ。ところが、ハード側タイヤでちょっと飛ばしすぎたのかな。芝生に乗ったら、もうグリップも何も無かったよ。あのスピードで走るには、あそこの縁石は高すぎる。何とかマシンが直ってほしいなあ。予選のポジション通りにスタートしたいよ。唯一ドライで走れたのは午前中のフリー走行だけだから、厳しい1日になる予感がしていた。そしてやはり、予選は難しかったよ。特に僕にとっては初体験のサーキットだからね。事故を起こしてマズかったのはもちろんだけど、全体的に見ると、僕らは前進していると思う。なんとかリズムに乗って、良いレースをしたいな。メカニックの皆、仕事を増やしてしまってゴメン!」