ジャンカルロ・フィジケラ
「今週末は、さらにマシンの感触が良かった。それが目に見えて表れたように思う。もっとも、結果として残らなかったけれどさ。今日は良いペースで走れたよ。特に第2スティントではね。コバライネン(ヘイキ・コバライネン/マクラーレン)とのバトルで順位をひとつ落としたのは残念だった。ピットストップを終えて彼の前に出られたんだけど、こっちが少しだけ空けていたスペースをめがけ、内側から並びかけてきたんだ。彼は僕にのしかかるように追い越していったよ。終盤に差し掛かると、速いスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)との戦いになった。彼はソフト側タイヤ、僕はハード側タイヤだったからね。こんな時はKERS(運動エネルギー回生システム)が役に立つものだね。次のインテルラゴス(ブラジルGP)は、さらに自信をもって臨めるよ。ポイントフィニッシュするために、もっと上のポジションでスタートすることが大切だ」