トヨタは、4日(日)の日本GPへ1台のみで挑むことになった。ティモ・グロック(トヨタ)は負傷のため欠場する。
鈴鹿では発熱にも苦しんでいたグロックだが、3日(土)に行われた予選中に激しくクラッシュ。グロックは左足に5cmほどの傷を負い、病院で縫合したとのことだ。
「理学療法的にできることはすべてやったよ。僕の足のために、医師は夜中の2時まで働いてくれた」
「少し楽に歩けるようになったけど、今日の朝には、無理だっていう現実を受け入れるしかなかった。傷が大きすぎたんだ」グロックはこのように語っている。
トヨタはFIA(国際自動車連盟)に対し、グロックの代役として小林可夢偉(リザーブドライバー)の出走を認めるように要請していた。しかしルール上、ドライバーの交代が認められているのは土曜のフリー走行前までとなっている。
「絶対にブラジルでは復帰するよ」とグロックは加えた。