パナソニック・トヨタ・レーシングは、鈴鹿サーキットでの日本GP初日のプラクティスで、体調が万全でないティモ・グロックに代わり、サードドライバーの小林可夢偉を走らせることを決定した。
風邪と熱に苦しんでいるグロックは、日本GPの予選と決勝までに体調を回復するために、フリー走行初日は休息をとるよう、チームドクターからアドバイスがあった。
23歳の小林は今年、GP2アジアシリーズの王座を、日本人として初めて獲得、また、参戦2年目となるGP2シリーズも終了したばかり。2008年の初めからパナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーを務めている。
小林可夢偉
「今日は、ティモの具合が悪くて、とても残念だ。しかし、チームが私を信頼して、日本GPのフリー走行に参加させてくれたことはうれしく思う。これまで、TF109の走行経験を重ねてきているが、たとえフリー走行だけであっても、鈴鹿での運転を楽しみにしている。レースに向けてチームとしての準備に貢献できるよう、ベストを尽くしたい。もちろん、ティモの早い回復を願っている」
(トヨタ・プレスリリース)