ブラウンGP、ティレルとしての参戦も検討していた

2009年10月21日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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F1の新コンストラクターズ・チャンピオンとなったブラウンGPは、ブラウンGPとして2010年シーズンをスタートする前に、ティレルの名を復活させて参戦することを検討していた。これは、ブラウンGPのロス・ブラウン(チーム代表)が明かしたものだ。

イギリスのメディアとチームの功績を振り返っていたブラウンは、ホンダのF1撤退後、チーム名を決定することが難しかったと語っている。

ブラウンやCEOのニック・フライなどチーム首脳陣は、ホンダから1ポンド(約147円)という象徴的な金額でチームを買収し、”ピュア・レーシング”などのチーム名も検討していたようだ。

「さまざまな候補を検討した。ピュア・レーシングもその1つだし、ティレルも考えた」とブラウンは明かしている。

1950年代後半にケン・ティレルが創設したティレルは、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権を合計4回獲得しており、1998年にホンダF1の前身であるブリティッシュ・アメリカン・レーシングへ売却された。

「最終的には、法務担当のキャロライン・マグローリーが”あなたの名前をつけましょう”と言い、だれも反対しなかった。私はおかしな感じがしたし、変な話だ」とブラウンは振り返っている。

慣例に従い、ブラウンGPのロゴがF1コンストラクターズ・トロフィーに入れられ、年末の表彰式でFIA(国際自動車連盟)によって授与される。

「自分の名前がチーム名になるなんて、初めは変な感じがした。だが、自分の名前がチーム名になっていることを、とても誇りに感じるし、光栄に思っている」ブラウンはこう加えた。

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