ドニントン・パークは、イギリスGPの開催地となることをあきらめていないようだ。
契約の最終期限が迫り、資金調達計画も低い評価を得ていることから、ドニントンはロドニー・ウォーカー卿を経営陣に加えた。
イギリスのメディアは、この動きを出資者へのアピールととらえている。『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙によると、ある出資者候補は、サイモン・ジレットが率いる現経営陣の信頼性に疑問を抱いているようだ。
「財政面において彼の経験が少ないことで、資金を集めるチャンスが小さくなっている」と『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』は報じた。
ウォーカーは現在、スヌーカーとビリヤードの統括団体で会長を務めている。またウォーカーは過去に、ドニントンやブランズハッチ、ウェンブリー・スタジアム、マンチェスターで開催されたコモンウェルス・ゲームスなどにもかかわっていた。