ルノーは、クラッシュゲート事件後、初めてスポンサーとの契約に署名した。
昨年のシンガポールで故意にクラッシュしたとされる事件が発覚したことを受け、タイトルスポンサーのINGとムトゥア・マドリレーニャがルノーを離れた。しかしルノーは28日(水)、オランダの時計メーカー、TWスティールとの3年契約に署名したことを発表した。
TWスティールのロゴは、クルマのノーズ、フロントウイング、そしてサイドポッドに掲載され、30日(金)の午前中にはアブダビのピットレーンでメディア向けのお披露目も行われる予定だ。
ルノーについては、2012年までのコンコルド協定に署名したものの、F1から撤退するとのうわさもあった。しかし今回の発表によって、このうわさも消えることになるだろう。
「このパートナーシップによって、チームの将来に向けた展望が前向きであることが示されている」ルノーのマネジングディレクターであるジャン・フランソワ・コベはこのように語っている。