キミ・ライコネン(フェラーリ)がマクラーレンへ復帰する可能性が、さらに高くなってきた。
イギリスのテレビ局『ITV』や、『Evening Standard(イブニング・スタンダード)』紙での報道によると、ライコネンのマネジャーがウォーキングにあるマクラーレン本拠地を訪れ、マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)と会っていたようだ。
これは、ブラウンGPと報酬を引き上げる交渉をしているバトンにとっては、交渉での有利な材料がなくなるため、うれしくないニュースだろう。
しかしライコネンの2010年に向けた移籍交渉も、その報酬をめぐって難航している状態だ。
「F1で9年間レースしてきた」
「今でもレースに勝ちたいし、タイトルを獲りたい。でも、勝利を狙えることクルマを用意できるチームを見つけられない限り、F1には残らない」
「これからの数週間で、どうなるか楽しみだね」ライコネンは最終戦終了後、フェラーリの公式ウェブサイトにこのようなコメントを残していた。