『Mirror(ミラー)』紙が報じたところによると、キミ・ライコネン(フェラーリ)は2010年にマクラーレンへ復帰することに、「大筋で合意した」ようだ。
2002年から2006年までマクラーレンに在籍していたライコネンは、まず現在の所属先であり、契約があと1年残っているフェラーリと合意に達する必要があるとも『Mirror(ミラー)』紙は報じている。
“パドックの情報筋”の話として『Mirror(ミラー)』紙は、自身が契約している2010年のフェラーリでのシートを空席にする準備をライコネンが整えたと報じた。だがこれには、フェラーリが「彼(ライコネン)の2010年の報酬すべてを支払うこと」が条件になっているという。
『Mirror(ミラー)』紙は2010年のフェラーリでのライコネンの報酬を、4900万ドル(約44億7000万円)だと推測している。
さらに『Mirror(ミラー)』紙はこのニュースを、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)とブラウンGPとのつながり、そしてブラウンGPとメルセデス・ベンツの関係が深まってきていることに関連付けてもいる。
メルセデスはロズベルグをマクラーレンへ移籍させ、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)と交代させることを求めていると見られていた。しかし最近は、ロズベルグをブラウンGPへ移籍させ、ブラウンGPへの関与を深めるのではないかとの意見もある。