ロータスF1、ロータス・カーズと提携の可能性も

2009年12月11日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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マレーシア資本で2010年のF1にデビューするロータスのトニー・フェルナンデス(チーム代表)は、将来にロータス・カーズとの関係が深まる可能性があると語った。

1マレーシアとしても知られているチームは、プロトンが所有するロータスの名を使用してF1へ参戦する予定だ。プロトンはロータス・カーズの現オーナーである。

しかし、現状ではロータスF1とロータス・カーズの関係はそれ以上深いものになっていない。

「今後、関係は深まっていくだろう」

「おそらくロータスは、ある段階でチームの株式を取得することになる。われわれからロータス・カーズへ、多くの技術がもたらされることになり、われわれはロータスのブランドを宣伝していくことになる」

「いずれ、フェラーリと同じようになるだろう」モナコでのモータースポーツ・ビジネス・フォーラムでこのように語るフェルナンデスの言葉をF1の公式ウェブサイトが掲載している。

またフェルナンデスは、ロータスの名称使用を「諮問委員会」が管理していることを明かした。

もともとロータスチームは、コーリン・チャップマンによって1958年に設立され、コンストラクターズ選手権を7回、ドライバーズ選手権を6回獲得し、1994年限りでF1での戦いを終えた。

「われわれがそういった伝統の継承者だと主張することができるとは思っていない。だが、その名声を傷つけるつもりもない」

「素晴らしい歴史であり、素晴らしいブランドだ。その継承者であるとは主張できないが、それとともに戦い、賛美し、守っていく」とフェルナンデスは加えた。

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