ロータス、経験豊富なドライバーに注目

2009年10月16日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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マイク・ガスコインは2010年ロータスのドライバー候補のトップに、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が挙がっているという報道に対してコメントすることを避けたものの、経験豊富なドライバーを迎えることが賢明な方針であることを認めた。

クアラルンプール出身のルーキー、ファイルーズ・ファウジーがロータスでレースシートを獲得するのではないかとも言われおり、ロータスは、国際舞台でマレーシアを代表することを目指しているという。

「チームにとって何が最善なのか調べてみなといけない」と語るガスコインは、数年以内にマレーシア人の後継者を発掘することも自身の役割の1つだと、『New Straits Times(ニュー・ストレイツ・タイムズ)』紙に認めている。

「結局、2人の経験豊かなドライバーが必要になるんだ。新しいチームが2人の新人ドライバーを迎えてしまったら、誰も自分たちがどの位置にいるのか分からなくなるだろう」と加えたガスコイン。チームはすでに風洞に持ち込んだという2010年マシンの縮小モデルの画像を公開している。

さらにガスコインは、今季ワールドシリーズ・バイ・ルノーに参戦していたファウジーをトップドライバーであると認めつつ、GP2には同じレベルのドライバーがたくさんいるとも述べている。チームの1人目のドライバーは来月11月に発表される予定だ。

ガスコインは、「きっとマレーシア人ドライバーが来年のテストに参加するだろうが、レースシートを獲得するかは分からない。まあ、見てみようじゃないか」と明かしている。

また、ガスコインは完全にマレーシアのチームになることを目指しているロータスと、かつての雇用主でインドの大富豪ビジェイ・マリヤが率いるフォース・インディアとをはっきりと区別している。

「フォース・インディアは、フォース・インディアの名前をつけた昔のジョーダンなだけだ。インド人は雇われていないし、拠点もオックスフォードシャーにある」

「ドイツのエンジンを搭載し、イタリア人とドイツ人がドライバーを務めるイギリスのチームだよ。インドには何も関係していない。ただ、インドから出資されているだけだ」とガスコインは主張している。

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