マクラーレン、フェラーリの開発方針に驚く

2009年10月15日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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フェラーリは早い段階で2009年型車の開発を終了したが、マクラーレンはこれに驚いていたようだ。

マクラーレンのエンジニアリング責任者であるパディ・ロウは14日(水)、トラック上でのテストが禁止されているため、現在と将来へ向けたパーツ開発の多くが金曜日のフリー走行で行われていると語った。

また、フェラーリを離脱することが決定しているキミ・ライコネンは今週、ブラジルでの表彰台獲得を望んでいるものの、「他チームがクルマの開発を続けているから、状況はレースごとに悪くなる」と語っていた。

ライコネンによると、F60は「数ヶ月前」と同じ状態であるようだ。

「かなり異例な発表だったので驚いた。F1では、常に開発が続いているし、トラック上でのテストが禁止されればなおさらだ」ロウはマクラーレンの電話会見でこのように語っている。

ロウは、マクラーレンも今季の開発作業を終了し、2010年のパッケージへ集中していくことを認めたが、今年のクルマにも新しいパーツは投入されるようだ。

「われわれも転換期に近づいているが、フェラーリがあんなに早い段階で完全に(開発の力を)移行したと発表したことには、少し驚いた」ロウはこのように加えていた。

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