FIA(国際自動車連盟)の会長選挙へ立候補しているアリ・バタネンと現会長マックス・モズレーの会見は、わずか3分で終了したようだ。『The Gurdian(ガーディアン)』紙が報じている。
バタネンは23日(金)、モズレーが推薦するジャン・トッドとFIA会長の座を争うことになる。
バタネンは大きな変革を進めるとの選挙活動を展開し、現体制を批判、自身へ投票しないようにプレッシャーがかけられていると主張していた。
伝えられるところによると、バタネンがモズレーと選挙における透明性の問題を話し合おうとしたところ、モズレーはドアを示しながら「あなたとは議論しない」と語ったようだ。
バタネンは同僚に対し、FIAのメンバーへあて名入りの封筒で投票用紙を送るのではなく、無作為に送るよう話し合いたいと語っていたと報じられている。
トッドは今週、大きな支援を受けながら選挙活動を終えた。トッドを支持するミハエル・シューマッハは、自身のウェブサイトに署名入りの”公開書簡”を掲載している。
シューマッハは、フェラーリの元チーム代表であるトッドがFIA会長になるべきであると「固く信じている」と語り、トッドに反対する者には「驚き、失望した」と加えている。