F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は15日(木)、高官が会長候補のジャン・トッドを支持することで中立性を維持できていないとの報道を否定した。
漏えいしたメールによって、現会長のマックス・モズレーが不公平にトッドを支持していることが明らかになった。しかしFIAのスポークスマンは、トッドのライバルであるアリ・バタネンを支持している高官もいると語っている。
「各候補者の活動を支持している者がいるのは認識している」スポークスマン『PA通信』に対してこのように話した。
FIAの規則は特定の選挙候補者への投票を働きかけることを禁止していないが、現在の状況はフランスの法律に違反している可能性があると15日に『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙が報じている。
これについてFIAのスポークスマンは、こう語っている。
「選挙は、FIA規則と法律のもとで実施される。これまで違反事項は確認されていない」