タイトル獲得が近づいているジェンソン・バトン(ブラウンGP)が、「チャンピオンらしさ」について語った。
6月から優勝していないバトンを非難する声もあり、バトンはノロノロ運転でF1最高の名誉を勝ち取ったチャンピオンとして記憶されるとも言われている。
だが、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは『Mirror(ミラー)』紙に、18日(日)もバトンが優勝を逃し、2週間後の最終戦アブダビGPでチャンピオンらしく勝利することを願っていると語った。
「これで格好がつくだろうし、人々の記憶にも残るだろう」
しかしバトンは、これ以上レース優勝することでチャンピオンにふさわしいと証明する必要はないと語っている。
「チャンピオンらしく勝つっていうのは、選手権を勝ち取るということだよ。17戦を通じて、誰よりも1ポイントずつ多く獲得することだね」
「もちろん、このレースには勝ちたい。でも、タイトル獲得が最大の夢なんだ。(2008年に)ルイスは5位になってタイトルを獲得したけど、全ドライバーがうらやましいと思っていた」