バトンはマクラーレンへ移籍するのか?

2009年11月18日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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ジェンソン・バトン(ブラウンGP)とマクラーレンの間での2010年に向けた契約をめぐって情報が錯綜(さくそう)しているが、契約が近いという点で各メディアの報道は一致している。

『Daily Mail(デイリー・メール)』紙は、バトンのマクラーレン入り発表は「2日以内」であり、18日(水)に発表される可能性もあると報じた。

しかし『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』紙は、バトンのマネジメント側がブラウンGPに対し、金銭面でのオファーを出すように今週いっぱいの猶予を与えたと報じている。

「オークションに参加つるつもりはない」ブラウンGPのニック・フライCEOはこのように語っていた。

その一方でブラウンGPのチーム代表であるロス・ブラウンは、『The Independent(インディペンデント)』紙へこう語っている。

「交渉は終わった。彼がマクラーレンとすでに合意したという報道は、うれしいものではない」

『The Sun(サン)』紙は、バトンとマクラーレンの契約が「口頭で」合意されたと報じ、『The Evening Standard(イブニング・スタンダード)』紙は、マクラーレンとバトンの会合は過去12時間の間に行われていたと報じた。

しかし、マクラーレンのスポークスマンは現在の状況について、明確な返答を避けている。

「今の段階では何もコメントがないというのが現状だ。すでにいろいろなことが言われているが、それについて私が言えることはない」

多くの関係者がバトンに対し、マクラーレンへ移籍してマクラーレンの秘蔵っ子であるハミルトンのチームメートになるのではなく、ブラウンGPに残留するようアドバイスしていた。17日(火)にもイギリスの各メディアで、元ドライバーであるジョニー・ハーバート、解説者のマレー・ウォーカー、元ドライバーで現在は解説者のマーティン・ブランドルなどが同様の意見を述べている。

だが、金銭面での意見の対立について、ニキ・ラウダは『Daily Mail(デイリー・メール)』紙へ次のように語った。

「もし彼があそこ(ブラウンGP)で評価されていないと感じたなら、チームを出るべきだ」

「タイトルを獲得したにもかかわらず、もしあの数字(報道されている金額)が正しいのなら、私だったら驚いていただろう」

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