バトンのマクラーレン移籍説に否定的な意見

2009年11月18日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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多くのF1関係者が、ジェンソン・バトン(ブラウンGP)は2010年にマクラーレンへ移籍するべきではないと語っている。

ジャッキー・スチュワート卿やデビッド・クルサードなどはバトンに対し、より高額なオファーをしてきたマクラーレンへ移籍せずに、ブラウンGPに残留するようアドバイスしていた。公式には認められていないが、マクラーレンではルイス・ハミルトンがナンバー1ドライバーになっているとされる。

『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙は、バトンが対等な扱いを保証されたと報じた。

しかし、1994年にマクラーレンに在籍していたマーティン・ブランドルは17日(火)、『BBC』ラジオへ次のように語った。

「彼ら(マクラーレン)には、1人のドライバーだけを完全にサポートしたという過去がある」

元解説者であるマレー・ウォーカーは『Reuters(ロイター)』通信へ、「バトンが(ハミルトンに)ついていけるか分からない」と語っている。

また元ドライバーであるジョニー・ハーバートは『The Sun(サン)』紙に対し、バトンとハミルトンの組み合わせは「養子(バトン)と放とう息子(ハミルトン)の戦いのようなもの」だと語った。

2010年はフェルナンド・アロンソ(現ルノー)をチームメートとして迎えるフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、バトンのマクラーレン移籍について質問されると、『globo.com』へ次のように答えた。

「交渉についての記事を読んだけど、仮定の話について語ることはできないよ」

「もし現実になったら、素晴らしいラインアップだと思う」

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