2010年のイギリスGP開催を目指しているドニントン・パークが15日(木)、さらなる打撃を受けた。
F1開催契約が完全に解除されるまで12日となった14日(水)、ドニントンはサーキット改修の資金を集める投資計画の提案を行っていた。
しかし『Reuters(ロイター)』通信が15日に報じたところによると、信用格付けを行っているスタンダード・アンド・プアーズが、ドニントン・ホールディングスをCCC+に格付けしたとのことだ。
スタンダード・アンド・プアーズの定義によると、CCCの格付けは、事業環境が悪化した場合に債務者は「金融的な条件を守ることができなくなり」、「未払いの可能性がある」となっている。
また『The Times(タイムズ)』紙は、「国の景気は後退し、市場は足踏み状態なため、ドニントンは貧しいモータースポーツの町に過ぎない」と報じ、ドニントンが成功する可能性を一蹴した。