アリ・バタネンは20日(火)、FIA(国際自動車連盟)に対する法的措置を取り下げることに合意した。
FIAの会長選挙に出馬しているバタネンは16日(金)、23日(金)に行われる投票を前にして「いくつかの対策を講じるように」パリの大審裁判所へ申し立てていた。
バタネンは民主的な選挙手順に疑問が残ると訴えていたものの、FIAは「すでに彼が法廷へ求めた以上の対策を講じている」として抗議していた。
バタネンと対立候補のジャン・トッドが20日に現会長のマックス・モズレーと会い、「アリ・バタネンは法廷への申請を取り下げた」とFIAが発表した。
「両候補者とも、FIAが提案する投票手続きの公平さを認めた」とFIAからの声明には書かれている。