FIA(国際自動車連盟)会長選挙を控えたアリ・バタネンが16日(金)、FIAに対する法的措置を開始した。
FIAは声明を発表し、23日(金)の投票でジャン・トッドと会長の座を争うバタネンが、パリの大審裁判所へ、選挙に対する「対策を講じるように」求めたとしている。
バタネンは、選挙手順を信頼することができないと懸念を示していたが、FIAは声明の中で「バタネンが法廷へ求めている以上の対策をすでに講じている」と主張した。
「そのため、否定的な評判を広め、FIA職員の誠実さを疑うようなこの法的措置の理由を理解できず、FIAは困惑している」とFIAからの声明には書かれている。