バトン、2010年の契約間近？

2009年10月26日（月）

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ジェンソン・バトン（ブラウンGP）とブラウンGPの新契約を巡る意見の対立は、間もなく解決する。これは、新F1チャンピオンとなったバトンのマネジャー、リチャード・ゴダードが語ったものだ。

バトンはシーズン開幕前、チーム首脳陣によるチーム買収の際に報酬カットに合意した。2010年に向けて大幅な報酬アップが拒否されていたものの、バトンはカーナンバー1とともにチームを離脱することを望んでいないとみられていた。

意見の対立を伝える報道が繰り返されたことで、マクラーレンもバトン獲得へ興味を示していたが、ゴダードは『Mail on Sunday（メール・オン・サンデー）』紙に対し、数週間以内にブラウンGPとの契約が結ばれるだろうと語った。

「チームは間もなくオファーを出すようだ。以前にも言ったように、ジェンソンはブラウンGPに残りたがっている」とゴダードは語っている。

『Mail on Sunday（メール・オン・サンデー）』はさらに、ブラウンGPのオファーはバトンが要求している800万ポンド（約12億円）に「近い」金額だとも報じた。

ブラウンGPのチーム代表であるロス・ブラウンも、バトンは昇給にふさわしいと認めている。

「（現在のバトンの）契約は、チャンピオンらしい報酬ではなく、10ヶ月前よりも強力なポジションにいるチームの報酬でもない」ブラウンは『BBC』ラジオの番組『Sportweek（スポーツウィーク）』へこう語った。

バトンが2010年もブラウンGPで走ることを100％確信しているか質問されると、ブラウンはこのように答えている。

「100％なんてことはあり得ない。だが、99％だと言っておくよ」

ブラウンは、11月中旬までにこの問題を解決したいとも語っていた。