まだまだ終わらないイギリスGP開催問題

2009年10月28日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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イギリスGP開催契約を維持しようとするドニントン・パーク最後の試みが、今でも続いているようだ。

ドニントンにとって、すべての最終期限がすでに過ぎたと報じられ、シルバーストンでの開催継続の交渉が再開している。しかし『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』紙は、ドニントンの責任者サイモン・ジレットがまだあきらめていないと報じた。

『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』紙によると、ジレットはF1の最高権威バーニー・エクレストンが指定した銀行口座に1,200万ポンド(約18億円)もの巨額を入金しており、グランプリ開催契約はまだ有効だと語っているようだ。

エクレストンはすでに、何度も期限を延長してきたが、ジレットの入金は27日(火)の「終業時間後」だったため、処理されなかったとも伝えられている。

エクレストンはコメントを出していないが、2010年の開催を巡るシルバーストンとエクレストンの交渉もうまくいっていない。

また、シルバーストンのオーナーであるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)のデーモン・ヒル会長は、F1のカレンダーからイギリスが消える可能性を認め、『BBC』ラジオの『Five Live(ファイブ・ライブ)』へ次のように語った。

「可能性としては、もちろんある」

「シルバーストンにグランプリを開催する義務はないし、イギリスのためにレース開催料を割り引くのはバーニー・エクレストンの仕事ではない」

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